ガソリンタンク交換 (2003年4月)

 

エンジン換装時に、タンク内の錆びやゴミでトラブルに見舞われ

早めに交換しようと、入手はしていたものの・・・・。

のど元過ぎればと言うか、とりあえず大丈夫だと思うとついつい

先送りになってましたぁ〜。

で、やっと重い腰を上げ、交換する気になったのは、他で使えそうな

タンクを探している方がおりまして・・・・。

同じ、X1/9乗りとして、放っておく気にはなれません。

早々に交換し、現状使えてる物を、放出することになりました。

 

 

気が付けば、タンクを頂いたのは、2001年の秋・・・・、出張解体と称し

新潟まで、作業をしに行ったときのことでした。ってことは1年半も

過ぎてるわけで・・・・。

 

でも、まるっきり放って置いたわけではありません。

確か、去年の春頃かと思いますが、タンク内の確認とケミカルで

軽く錆びとりはしてありました。

ま、それから1年・・・・、はたしてタンク内はどうなってるんでしょう!?

 

恐る恐る、覗いてみると・・・・

ん〜、意外と綺麗でした!。これなら、充分使えるでしょう!。

(奥に見えるパイプは後述の加工したものです。)

 

 

このタンクはキャブレター用で、ガソリンは上から吸い上げるタイプです。

(センダーユニットといっしょにストロー状の長い

パイプが付いていてそこから吸い上げます。)

今の私の車は、インジェクションで、燃料ポンプの関係で、なるべく低い

ところから、ガゾリンを吸い出す必要があります。

(インジェクター用のポンプは、押し出す力は強いのですが

吸い上げる力は、とても弱いのです・・・・。)

そこで、タンクに吸出し用のパイプを、目一杯低い位置に取付けます。

方法は、X1/9仲間のKさん(ターボ換装中!。)がやられてたのを

真似させて頂きました。

 

タンクに開ける穴は、ドリルでは開けず、尖ったもので突付いて、小さい

穴から、大きい穴へ、適当な金属棒で、コジって広げます。

すると、内側に適当なバリが出て、差込むパイプをしっかり保持して

くれます。

更に、外側より、半田付けでガッチリ固定しました。

写真で、パイプの根元が黒いのは、錆び止めを塗ったせいです。

 

(パイプは、真鍮製で、中で若干カーブさせて、タンクの最下部から

ガソリンを吸い出せるようになってます。>1枚目の写真参照)

本当は、外側もそれなりの処理をしたかったのですが、勢いで交換です!。

 

 

まずは、インタークーラーと、インテークのパイピングと、エンジン

フードサイドの、樹脂カバーも外します。(1300なもんで・・・・。)

この後、タンク上部のセンダーと給油口を外します。

 

おっと、言い忘れましたが、X1/9のガソリンタンクは、ドライバー

シートの真後ろのエンジンルームとのバルク内にあります。

そしてそれは、何と縦長の状態で収まってます。

(普通の車のタンクは横長で、トランクの下とか、リアシートの下

とかにありますよね・・・・。)

つまり、タンクを抜き取るには、タンクの高さ分車を持ち上げないと

出てこないのです!!。

 

そこで!!

通常のジャッキアップでは、到底高さが足らないので、スペシャル

ツールの登場です。(タラララッタラー♪)(^^;;

 

 

こんな感じで降ろします。

(この時、まだ、ガソリンが20L以上入ってまして・・・・、

ムチャクチャ重かったです!)

 

載せたタンクは空だったので、簡単でした。(^^;

追加したパイプがわかります??。

 

 

ポンプへの配管はこの通り・・・・。

フィルターを通してから、ポンプへ行ってます。

この後、ポンプを更に下げました。

 

 

で、交換して何か変化があったかというと、これが特別・・・・

但し、ガソリンが少なくなった時に、ブーストとアイドリングが

不安定になることがあったのですが、どうやら、それは解消した

模様です。

 

ま、タンク内にゴミがない安心感だけでもOKでしょう!。

 

どうやら、X1/9のガソリンタンクは、世界的に欠品してる

ようですので、みなさん大事に使いましょうね!?。

 

おわり。