「ボディーレストア!!」

 

 

 (作業期間:1998年8月頃〜1999年11月迄)

 

 

 

 

 

もう3年程前になってしまいますが、今乗ってるX1/9のボディーをレストアした時の記録

 

 

です。

 

 

(プリントした写真をデジカメで撮ってますので、画像がきたないです、ご勘弁を!。)

 

 

 

 

 

写真に写っているのは一部分で、外装パネルはすべて旧塗装を剥離しました。

 

 

板金の腐りはすべて切り取り、新たな板金を溶接しての作業を繰返しましたので、全体を仕上

 

 

げるまでに、約1年掛かりました。

 

 

 

 

 

ちょっと見にくいですが、この車体で
一番ダメージを受けてたのが左リアの
フェンダーでした。
(タイヤの真上部分が、パテのてんこ
盛りでした。)

 

 

できるだけ、パテを落として叩き出し
て仕上げました。
(最近気づいたのですが、反対側のフ
ェンダーに比べて、こちら側が5mm位
オーバーフェンダーになってました。
タイヤの収まりが左右で違うので
す・・・・。)(^^;;

 

 

フロントのフェンダーは綺麗なもんで
した。
サイドシル部分も、比較的サビが少な
く、この年式(1978年)にしては上物
だった様です。
(なんせ、走行距離が3万Kmちょっと
で、足回りのブッシュ類のヘタリも思
いのほか少なく、しっかりしてまし
た。)

 

 

写真には写ってませんが、サイドシル
の内部にはタール状の防錆材をたっぷ
りと塗布したのは言うまでもありませ
ん。

 

 

ドアの下部の傷みは、年式相応でしょ
うか・・・・・・。

どうもここもぶつけた様で、パテ盛り
で形を保ってました。(当然、パテは
全部剥がしました。)

結局、パテを剥がして、凸凹になった板金はどうにもならず、切り取ってしまいました。
最下部はかなり虫食い状態ですね・・・・。

虫食い部分を、ツギハギに溶接して、元の形を取戻しました。

そのまま、鉄板を張ったのでは、又錆びるのが当たり前なので、ここは、アルミ板で継ぐことにしました。
溶接はできないので、リベット止めしました。
(ちょびっと軽量化です・・・・・。)

 

 

下塗り(サフェーサー)を入れると、
リベットでの
板金加工は全くわからなくなります。

 

 

上塗りは、寝かせた状態に吊るして行
いました。
この写真のバックに見えてるのは、地
面です。)

 

 

チンスポの左(ドライバーサイド)側
は、内側からの錆びが進行し、ご覧の
通り穴があいてました。
(ここは、複雑な曲線なため、パテで
仕上げました。)

 

 

右側のフロント下部にもぶつけて凹ん
だ後がありました。

ここのラインは、この車のなかで、個
人的に1番
好きなところなので、念入りに仕上げ
ました。

 

 

それにしても、きたない写真ですいま
せん・・・。

 

 

ここまで、仕上げるのに約1年・・・・。

 

 

本当は、トランクやエンジンルームの
中まで、仕上げたいと思ってました
が、ここまで乗ってきた前現用車の車
検が切れてしまうので、後は乗りなが
ら、進めることに・・・・・・。
でも結局「見えないところはいっかあ
あ!。」と
未だに、前の色のままです・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使用工具類の紹介です。

 

 

レストアに使った、工具&道具色々で
す。

これで全部ではありませんが・・・・・。

 

 

板金を切るための道具。

上はアメリカ製のニブラー。
下は、ステンレスの1.5mmまで切れる
ハサミ。
ちょっと高いけど、これはお勧
め!!。

 

 

多少の慣れが必要ですが、結構使えた
100V、家庭用(?)溶接機。ター
ボ用のマフラーもこれで作りました。
最近は、ホームセンター等で1万円位
で売ってますね・・・・・・・・。
私が買った時は、東急ハンズで3万位
でした。

 

 

愛用のガンと、ハイビルドタイプのプ
ラサフ。
あれ、このガンって貰ったんだっ
け?、借りてるんだっけ?、必要なら
返すから言ってね〜。

車の塗装には、上カップが使い易いで
すよ。

 

 

上塗りはトウペのウレタンです。
知り合いの塗料屋さんで調合してもら
いました。
4Kg缶ですが、1台塗ってまだ残っ
てます。

 

 

 

 

 

こうやって撮った(撮れた)写真だけでで見ると、こんなもんかと思いますが、1年間1台の

 

 

車と向き合うのはかなり根気が必要です。(何度止めようかと思ったことか・・・・・・。)

 

 

でもその分、仕上げた時の感動は、新車が届いたときより大きいですよ〜。

 

 

場所と根気さえあれば、あなたにもできます!!。             (おわり。)